こんにちは、ふるやなです。
先日、初めての動画編集に挑戦しました。
動画編集に関しては完全に素人です。
できあがったのは全部で20分に満たない動画なのに、たぶんその何倍も録画しましたし、さらにその何倍も編集に時間がかかりました。顔出しなしの、画面録画なのにも関わらず!
テレビの撮影が大掛かりになるわけがわかりました。
次回に向けて、失敗や試行錯誤を書き残しておこうと思います。
素人が画面録画をしようとする時はこんなことにつまずくんだな、と楽しんでいただければ幸いです。
これから挑戦される方は参考にして、同じ轍を踏まないようにしてくださいね。
完成した動画はnoteで有料公開中です。
https://note.com/yana2/n/n9322df1066af
動画編集におすすめのパソコン環境ではない
動画編集にまったくおすすめではない、手持ちのパソコン環境でのスタートです。そんな装備で大丈夫か・・・!?
デバイス:Surface Pro Model1796 i5
残り容量:空き容量約5GB/117GB
マイク:1980円のインカム
この空き容量がネックで、ソフトをダウンロードするのに少し苦労しました。
でも意外となんとかなるものですね。編集までやりきりました。
使った動画編集ソフト
空き容量が5GBしか無いのに、いろいろソフトを入れてみました。
理想はDaVinci Resolve
無料なのに、プロ仕様の高機能まで使える動画編集ソフト。
ただし、初心者にとってはクセが強い。
挑戦はしたのですが、まず何がどこにあるのかわからない。
できることが多すぎて、まごまごしました。
直感的に使えるPowerDirector
PowerDirectorも高機能ですが、直感的に使えて素人に優しいソフトでした。
ただし、無料版では完成品の右下に「PowerDirector」とロゴが入ってしまうのがネック。
構わないかな、と思って作り始めたのですが、出来上がりを見ると予想以上に気になりました。
サブスクの月額980円で有料版にアップグレードするとロゴは消えます。
今はキャンペーン中で、3回動画の書き出しをすればロゴが入らなくなるそうです。
静止画に音だけつけるなら「ゆっくりMovieMaker」
YouTubeでおなじみの「ゆっくり解説」シリーズが作れる動画編集ソフトです。
が、それだけではなく、通常の動画編集にも使えるよと教えてもらいました。
ただ、有料動画を作ると商用利用にあたりそうです。規約にご注意ください。
windows10で画面録画するには
windows10には、標準でXboxの画面録画機能があります。
最初は普段から使い慣れている、この機能を使いました。
windows10の標準録画機能では1つのウィンドウしか録画できない
とこらが、録画してみるとおかしなことに・・・!
写真からコピペして貼り付け、ソフトの解説をしていったはずなのに、画面が写真のままなんです。マウスのカーソルだけが、そこにボタンが有るかのように動作しています。
調べてみると、Xboxの画面録画機能では1つのウィンドウしか操作できないんですね。
1つの画面を録画し続けるゲーム録画などには最適ですが、今回のように、複数のソフトをまたがった操作を録画したい場合には不向きでした。
パワポで録画できたが・・・?
探せば画面録画ソフトもあるのですが、PowerPointで画面録画できると知りました。
確かに、簡単です。
録画範囲も指定できるので、タブを見せたくない時にも使えますね。
録画したものを管理するのも簡単ですし、まとめてエクスポートすることもできます。
しかし、後ほどお話しますが、これにも落とし穴がありました。
動画を撮る時の舞台裏
今回は顔出しなし、画面録画だけなので、背景を気にしたり片付けたりする必要がありません。
その代わり、デスクトップを綺麗にしたり、見られてまずいものを隠したり、パソコン画面の片付けをしました。
Udemyの動画を撮る時のアドバイスを参考にすると、声の反響を抑えるために、大きな家具には毛布をかけたりすると良いそうです。
マインドマップで下書きを作る
今回は作業の説明なので、だいたい何を話そうか事前にまとめておきました。
Transnoというアプリを使って作りましたが、このアプリすごく良いです。
マインドマップと箇条書きを行ったり来たりできるのが便利です。
マインドマップでばーっと書いたものが一気に箇条書きになるすっきり感!ぞわぞわするほど気持ち良いです(笑)
いざ録画
ツールは万全、さて録画するか!
ところが、ただの画面録画なのにも関わらず、マイナートラブルが頻発しました。
- しょっちゅう噛む
- 説明を間違える
- プライベートなポップアップ通知が出る
- 周りの雑音(ピンポン・犬の声・サイレン)
編集って大変な作業だなぁ
編集作業を一言でいうと、疲れました!
出来上がりは20分いかない動画だったのに、作るのに1週間かかりました。
CANVAでサムネイルを作る
サムネイルや章の区切りには、CANVAで作った画像を差し込みました。
ひたすらカット・つなぎ合わせ
前述の、噛んだり間違えたり無音の部分をカットして、つなぎ合わせます。
しかし多すぎる!
編集の時に3倍速再生できればよいのに、と思いました。
見直すのに同じだけ時間を取られるの、結構苦痛です。
パワポ録画は余白が大きい!
パワーポイントでデスクトップ範囲を指定して録画しましたが、編集ソフトに取り込むと、なぜか余白が大きすぎました。
※これはもしかしたら、デバイス側の設定の問題なのかもしれません。
デスクトップ部分だけをクロップ(動画を必要な部分だけ切り抜く)することで解決した、はずでした。
でも完成した後に見ると、かなり画質が劣化していました。
動画編集ソフトの小さな画面では劣化が目立たなかったんですが、完成形を大きな画面で見るとひどい・・・
でもこれをどうにかするには、もう一度録画からやり直しになります。
あああああああ無理。もう今回はこれでいいや。
出来上がったもののアップロード先
YouTube
いったん動画を吐き出せば、その後YouTubeにアップするのは拍子抜けするほど簡単でした。
今回はあまり広く公開するものでもないかな、と思ったので、有料にします。
noteで有料記事にして、有料部分にYouTubeの限定公開リンクを貼りました。
と思ったのですが、このやり方はYouTubeの規約違反にあたります。
Vimeoなら可能らしいのですが、月額700円かかります。
WordPress
多少重くなるのは覚悟で、自分のレンタルサーバーにアップしました。
当面はこれでいき、売上が上がるようならVimeoにしようと思います。
Udemy
Udemyにもアップしようと思いましたが、有料にするには30分以上の尺が必要、という縛りがありました。
また、章ごとにわけたり、紹介部分は無料にすることも必要です。
動画を撮ることに対しても丁寧なチュートリアルがあったので、動画を取る前に、登録だけでもしておいた方が良かったなと思いました。必要なものが確認できます。
今回は力尽きたので、もしUdemyにアップするときには別撮りにします。
まとめ
メンタリストDaiGoさんはすべて一発撮りと聞きますが、すごすぎる。
そう決めるか、生活を公開する勇気を持つか、環境を完全にコントロールするか、いずれにしても今の私には難しかったです。
有料には意味があります。
有料教材は誰かの時間を買うことですし、有料の道具はこちらの手間を減らして完成度を上げてくれます。
それはひいては、あなたの時間を、ひいてはあなたの家族や友人を大事にすることに繋がります。
今回は急ぎで仕上げたかったので、無料をつなぎ合わせて作りましたが、無料にこだわらずにサクッと課金することも大事だなと思いました。
ご興味のある方は覗いてみてください。
https://note.com/yana2/n/n9322df1066af
次回への反省
- PC容量は開けておく
- 少しずつテストしながら行うこと
- 画面録画をもう少し研究する
- 課金をいとわない